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フィンランド&ロシア旅行編完結~人生は旅でローリングストーン

旅行最終日。ヘルシンキヴァンダー空港を経つのが17時過ぎ、空港まではバスで30分くらいで着くので、14時ごろにヘルシンキ中央駅を出れば余裕です。

それまで、ぶらぶらしながらお土産でも見ようかということになり、お店の開く10時ごろにホテルを出ました。チェックアウトを済ませた後でも、無料で荷物を預かってくれるのが助かります。

ところがここで誤算が・・・日曜日だったため、軒並みデパートの開店時間が12時だったのです。とりあえず時間を潰そうと、港の方へ散歩がてら、外から眺めるだけで中に入ったことのなかったウスペンスキ寺院を見学することにしました。

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これが大正解でした!ちょうど日曜の朝の礼拝時間と重なり、邪魔にならないように隅っこで礼拝を見学することができました。実際に行われる儀式を間近で見るのは初めてで、厳かな雰囲気の中、中央祭壇の両サイドの扉から、4人の神父さんたちが歌いながら現れ、重なり合う讃美歌が、高い天井に反響しながら広がっていく神秘的ステレオダイナミックサラウンドに包まれるという体験に、キリスト教徒ではないけど、いたく感動しました。些少ながら、1ユーロでロウソクを買って奉納しました。

余韻を味わいつつ、港のマーケットホールへ。

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港に置かれている車止め?のカメ。これ欲しい・・・持って帰りたい。

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まだ時間が早いからあまり店が開いていなかったけど、ホールの中央辺りにある「スカンジナビアカフェ」が営業していたので、サーモン&クリームチーズのベーグルとベリースムージーをいただきました。

ベーグルの美味しさは予想通り、スムージーがびっくりするほど美味しかった!今まで飲んだ中でベストだったかも。ベリーを生のままぶっこみましたぜ!という感じの果物の旨みがギュッと詰まった贅沢な風味でしたことよ・・・ヘルシンキにお立ち寄りの際はぜひスカンジナビアカフェへ。

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またも食欲を優先してしまったため、食べかけ写真で申し訳ない。しかもスムージーが写ってないし・・・

そろそろ12時になったから行こうかと腰を上げたところで、ちょうど店員さんとすれ違ったので「It was so nice, thank you(とってもおいしかったよ)!」と伝えると、お姉さんもニコニコして「Thank you!」と答えてくれました。さらに厨房にいたお兄さんまで出てきて「Thank you!Bye!」と手を振ってくれました。

すごく短い挨拶だったけど、今でも心に残っています。こんなささやかな、なにげない瞬間の方が、後になって思い出したりするものです。

エスプラナーディ通りに戻り、連れはイッタラで彼女と一緒に使うペアグラスを購入。見本として並んでいる色の組み合わせ以外に、自分で好きな色を選んでペアを作ってもいいか店員さんに聞いてと頼まれ、交渉したらもちろんオッケーとのこと。

嬉々として「どれがいいかなー」と浮かれる男と、横で「どーでもいいっすね」な濁った目の女の2人組を、不思議そうに眺めるキュートな店員さんの表情が忘れられません。

それからムーミンショップへ行き、姪っ子に頼まれたお弁当を包めるサイズのムーミンバンダナを探しました。ちょうどいいサイズで可愛いのが買えて、姪っ子も喜んでくれたのはよかったものの、同じアイテムがFORUMで4ユーロ安く売ってました!悔しい・・・

ムーミンショップはセレクトショップ、FORUMはショッピングモールの出店だから、新しいアイテムや品ぞろえならムーミンショップ、お値打ちなのがFORUMになるんですね・・・お時間に余裕があるなら、両方見比べて欲しいものが安く売ってる方で買った方がお得だと思います。それぞれに限定品とかもあるので、両方いくのがいいと思いますよ・・・

のんびり買い物をしているうちに、13時を回っていました。いったんホテルに戻って荷物をピックアップし、駅のバスターミナルへ向かいます。空港行きの30番のバス停がなかなか見つからなくて焦りましたが、動物的勘を働かせてちょうどバスが来た時に間に合いました。

ところが、かなり並んでいたため次のバスへ乗ってねと言われてしまいました。ザワ・・・ザワ・・・する順番待ちの人々。次のバスっていつ来るのよ!的にイラつくお姉さんもいます。

運転手さんがやたら明るく「すぐ来るよ!」と言って去っていった通り、5分もしないで次のバスが来て、今度は乗ることができました。飛行機に遅れないように空港につけるかどうかは、いつもちょっと緊張します。

空港までノンストップではなく、何回か停車してお客さんを拾います。その度に運転手さんが「メリークリスマス!」と言ってるのが異国感を醸し出していた。12月20日だから、おかしな挨拶ではないけど、日本では考えられないなー。

振り返ってみると、店員さんや、駅員さんや、道ですれ違う人に、ごく普通に挨拶をしたり、軽く雑談をする時に、もっとも外国にいることを実感していました。

「お客様」でいるよりも、人間同士なんだからフラットなコミュニケーションが取れる方が気が楽です。あまりにフラットすぎて「そう来るか!」と驚くケースもありましたが、それもまた一興。人間だもの。

日本にいる時でも店員さんにお礼を言ったり、挨拶もするけど、たまにびっくりされることがあるから、文化の違いがあるとはいえ、もう少しお互いフレンドリーに接するのが当たり前だったらいいのになと思います。

さて空港に到着。写真の右下に写っているちょんまげとスキンヘッドのお兄さんたちは、空港の職員です。2人ともがっつりタトゥーが入ってて、連れが怯えてた。

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セルフチェックインの出来る機械がたくさん並んでいたので、そちらを使えば待たずにスムーズに手続きできますが、我々は早めに着いたし、使い方もよくわからなかったから素直にカウンターでチェックインしました。

お土産屋さんで見つけた、デカすぎるチュッパチャプス。ピースサインと比較して下さい。コブシより大きいよ!中にたくさんのチュッパチャプスが詰まっているらしい。

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売り物なのか?ディスプレイされていたトナカイの毛皮。手ざわりがうちの猫に似ていて、郷愁がハンパない。

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猫に会いたいから早く帰りたい気持ちと、もっと旅を続けたい帰りたくない気持ちの両方がこみ上げてきて、なんだか物悲しくなってきます。8日間は短いよー。

とはいえ飛行機は定刻通りに出発し、無事に中部国際空港に帰ってきました。連れは乗り換えて成田空港へと向かうため、ここでお別れです。

 機内で見た映画は下記の3本。

「The end of the tour(邦題は『人生はローリングストーン』)」

ジェシー・アイゼンバーグのふてぶてしい若者感と、ジェイソン・シーゲルのセンシティブな作家ぶりがとてもよかった。アメリカの豊かさと空虚を表現するイリノイの風景が素晴らしくて・・・ジェシーのファンなのもあるけど、忘れがたい一本になった。しかし邦題のダサさはどないかならんかったんかな、DVDスルーされちゃったしさ。

amzn.to「SPY(邦題は『スパイ』)」

⇒CIAに勤務するオペレーター、スーザンを演じるメリッサ・マッカーシーのキュートさったらないよ!最近だとメリッサは「ゴーストバスターズ」のリメイク版にも出演してます。ジュード・ロウが間抜けに、ジェイソン・ステイサムがアホに見えるという、独特な味わいのある痛快スパイアクションコメディです。メリッサさん、ぽっちゃりだけど動けるんだ、これが!あとラストのオチが最高。

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暗殺教室

⇒いわずと知れた、殺せんせーのアレです。まったく期待してなかっただけに、けっこう楽しめました。事前情報を入れていなかったので、二宮くんが声を当てているのか、と素直に驚いたし。原作漫画を読みたいとか、続編を映画館に見にいこうとは思わないけど。映画「寄生獣」よりずっと好感の持てる作品でした。

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旅を終えてまず思ったのは「またすぐにでも旅に出たい!」ということでした。そして案の定、翌年の夏に3週間のイギリス旅行を敢行するわけです。その際に、ロシアで体得した「とりあえずやってみる、どんどん突っ込んで怒られたら引けばいい」は非常に役に立ちました。図太さって大事!

今回学んだ旅の心得。

・現地の交通機関は事前に調べて、ネットでチケットを取るとお得。特に地元の鉄道会社のメール会員に登録すると、超お得なセールを利用できます。フィンランドの場合はVRという鉄道会社です。アプリもあって、そこからもチケット予約できます。

VR: Buy train tickets online. See timetables and buy your tickets. - VR

・そのためにも、やっぱり英語をある程度理解できると、すごく便利。なんだかんだいって、英語を使えると利用できるサービスの範囲が広がります。日本の代理店を通すと、へたしたら倍くらいお金がかかってしまう・・・

・「正しい英語」じゃなくてもよくて、情報を得ること、意思を伝えることができれば十分。シンプルな言葉でも、コミュニケーションを取ろうとする姿勢が肝心。合言葉は「ガンガンいこうぜ」、しかし「いのちをだいじに」!

・厳しいことで有名なロシアの入国審査は、空路より陸路の方がゆるい。ただ国際情勢は変化しているので、現在は厳格化しているのかもしれません。ヘルシンキからサンクトペテルブルグまで3時間くらい、料金は往復1万3千円くらいとリーズナブル。サンクトペテルブルグはいいぞ!

・上記と矛盾するようですが、世界のどこでも英語が通じるわけじゃない。特にロシアでまったくロシア語が分からない場合は、相当苦労します。添乗員付きのツアーでないなら、少しは話せるようにしておかないと、心をバッキバキに折られる目に遭う確率が高い。

・でもロシア人はツンデレだから、基本的にニコリともせず愛想がない人であっても、困っているとかなり親切にしてくれます。ただロシア語でまくしたてるため、ロシア語が分からないと(以下略)

・どれだけ事前に調べても、現地を訪れると想像を軽く飛び越える事態に遭遇する。計画通りに行かないのが当たり前と思おう。

・だから肩の力を抜いて、周りをよく見よう。そうしたら解決策は見つかるし、助けてくれる誰かがいる。どうしても駄目な時は日本大使館へGO!

結論。旅はいい、また行く、何回でも行く。ということで、フィンランド&ロシア旅行編は今回で終わりです。

次回から、2016年8月から9月にかけて旅行したイギリス編をお送りします。

気になったこと、質問などがあったら、コメントから聞いて下さい。分かる範囲でお答えします。

ではまた。